2016年2月17日 H2Aロケット30号機によるX線天文衛星の打上げ成功 (更新:2016.2.20)
三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2016年2月17日 17時45分、種子島宇宙センターから、H2Aロケット 30号機の打ち上げに成功しました。 このロケットには、X線天文衛星アストロHが搭載されており、「ひとみ」と命名されました。 H2Aロケットは、連続24回打上げ成功で、成功率は96.7%となりました。



桜島とH2A 30号機の軌跡

撮影日時:2016年2月17日 17時46分06秒
カメラ:Canon EOS KissX7i + EF-S 18-55mm/18mm 固定撮影 ISO100,F3.5,1/640秒露出
撮影地:鹿児島玉龍高校校舎屋上
撮影者:米盛 葵・入村大輔(鹿児島玉龍高校サイエンス部天文班)


H2A 30号機拡大:SRB-A燃焼中

撮影日時:2016年2月17日 17時46分14秒
望遠鏡:タカハシMT160コレクターレンズ使用(1330mm)+EM200手動追尾
カメラ:Canon EOS 60D直焦点撮影 ISO400,1/640秒露出,トリミング
撮影地:鹿児島玉龍高校校舎屋上
撮影者:西 健一郎(鹿児島玉龍高校・鹿児島写真部・CAN)
撮影補助:池田響子・下吹越愛莉(鹿児島玉龍高校サイエンス部天文班)


H2A 30号機拡大:SRB-A燃焼終了

撮影日時:2016年2月17日 17時47分02秒
望遠鏡:タカハシMT160コレクターレンズ使用(1330mm)+EM200手動追尾
カメラ:Canon EOS 60D直焦点撮影 ISO400,1/640秒露出,トリミング
撮影地:鹿児島玉龍高校校舎屋上
撮影者:西 健一郎(鹿児島玉龍高校・鹿児島写真部・CAN)
撮影補助:池田響子・下吹越愛莉(鹿児島玉龍高校サイエンス部天文班)

鹿児島玉龍高校サイエンス部天文班のコメントより
部活の生徒4人と撮影しました。拡大撮影では何とか機体と,SRB-Aの切り離しの様子を 撮影することができました。望遠鏡のファインダーでもその様子を確認することができましたので, 鹿児島市内からでも,7×50程度の双眼鏡ならばロケットの機体が何とか見えることがわかりました。  打上後,一周してきたX線天文衛星「ひとみ」を19時30分すぎに,予報通り肉眼で確認できました。 明るさは1〜2等星ほどで,2回ほどモヤッと煙を吐くような様子が肉眼でよく見えました。 衛星の近くを飛行していたH2A第2段ロケットからの残存燃料の放出ではないかと言われていますが, その深層を知りたいところです。とても良く見えただけに,その様子の撮影失敗が大変悔やまれます。


撮影日時:2016年2月17日 17時46分
カ メ ラ:Canon EOS 7D 固定撮影 ISO400
露出:(左)f=500mm F25 1/40sec トリミング(右)f=170mm F25 1/40sec
撮 影 地:せんだい宇宙館 展望所
撮 影 者:中村堅太郎(せんだい宇宙館 職員)


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